文化財を未来に伝える 一般財団法人伊豆屋伝八文化振興財団

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顕彰事業
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受賞者(団体)一覧

平成21年度 
第8回伊伝財団文化財保護振興奨励賞 受賞者(団体)一覧

伊伝財団賞の候補となる活動の事例

1.文化財所有者で文化財の公開を通して、文化財保護の啓蒙活動に貢献している個人(団体)2.文化財所有者ではない者で、文化財保護のために保存活動に貢献している個人(団体)
3.文化財に関する調査研究を行い、成果を出している研究者(団体)
4.児童生徒で文化財に関する研究活動、又は保護活動をしている個人(団体)
5.文化財を保存するための技術の向上に努めた、又はその技術の承継に貢献している個人(団体)

1 受賞団体 静岡浅間神社建穂世話人会
 代表者洞口清 
 文化財の指定 --- 
 活動の内容 5
 所在 静岡市
 概要

主な活動内容
静岡浅間神社の稚児舞、節分行事の伝承活動を支援するために組織された団体で、静岡市葵区建穂の有志の人々で構成されている。昭和27年設立。昭和56年に廿日会祭の稚児舞が県指定無形民俗文化財に指定される。昭和61年には節分行事が静岡市指定無形民俗文化財に指定される。   

主要な業績
廿日会祭においては世襲の「ズジャンコ舞」の奉納はもちろんのこと、祭りの準備から本番まで運営を全面的にサポートしている。また節分行事では「鬼やら棒」という梅と柳の若木を束ねた棒を打ち鳴らし、鬼を祓うという特殊神事において、梅と柳を採取して神社に奉納するなど事前準備にも献身的に携わっている。静岡浅間神社に伝わる二つの無形民俗文化財の保存伝承には、静岡浅間神社建穂世話人会の活動が欠かせないものとなっている。


2
 受賞者
山中眞喜夫
 代表者 ---
 文化財の指定 ---
 活動の内容 1
 所在 森町
 概要

主な活動内容
山中家は江戸時代に森町村の名主を勤めた家柄。山中氏は昭和61年から始めた森町の町史編纂事業の委員に就任し、同事業の完結により平成11年に退任。同年より森町文化財保護審議会委員を務め、平成14年からは会長に就任、平成20年に退任。平成5年に静岡県文化財保存協会に入会し、平成11年から副会長を務め、平成20年度をもって退任。  

主要な業績
昭和58年より山中家伝来の書画・絵画・古文書・古民具等の保存・整理をし、門外不出とされた『遠淡海地志』全8巻を翻字し平成3年に自費出版して公開。平成14年より森町商店街夏まつりの一環として、自宅に家蔵資料を展示公開する「街角ギャラリー」を開催。平成17年からは「街並みと蔵展」と名を変え年2回開催している。平成21年に『山中家盛衰記』を自費出版。山中家の歴史を通して近世末から近代にかけての森町の地域史ともなっている。



お問合せ先:一般財団法人 伊豆屋伝八文化振興財団

〒420-0064  静岡市葵区本通1丁目2-18-101  両替町ラ・フォンテーヌ1階
TEL.054-291-4100  FAX.054-291-4353  E-mail.denpachi@minos.ocn.ne.jp